2018-01-01から1年間の記事一覧
一方、のび太型ADHDと積極奇異ASは馬鹿正直な点が不思議によく似ている(「のだめカンタービレ」の千秋とのだめが分かりやすい?)。 私にもそういう傾向はあるが、のび太型ADHDは発言が支離滅裂で、軽く「電波」入っていることが多い。意図に対しては完全に合…
ジャイアン型ADHDと受動型ASは他者を気にしてなさそうに見えて非常に気にしている、「素直じゃない」行動がよく似ている。 これは、「認識の仕方」と「行動スタイル」が噛み合ってない事に由来するようだ。 ジャイアン型ADHDは仕切りたいのだが、行動自体を…
身近なADHDやASについて考える上では、「型」の違いについて考える必要がある。 私と母はいわゆる「のび太型ADHD」で、「ジャイアン型ADHD」である父とはまた違った認識を持っている。友人にも積極奇異型ASと受動型ASが両方いるが、両者の雰囲気は全く異なる…
ASを男性脳の極端な表れ方だとする見方もあるが、私は「男性脳・女性脳」という分け方が科学的にできるとは考えていない。 女性脳は家事などのマルチタスクに優れるというが、ASでもADHDでもマルチタスクは不得手だろう。ただ「客観脳・主観脳」があり、多数…
ADHDとASは互いに認識を共有することはできない。このことは肝に命じて置く必要がある。 私の文章もAS系の人から見れば、何が言いたいのかさっぱり分からないかもしれない(連想だけで書いているので、読みにくい文章で申し訳ない)。両者は強烈に惹かれるが、…
ADHDのプラスの特性として挙げられる独創性は、抽象化能力の高さに関係しているように思われる。 頭の中にはバラバラの情報の断片が存在していて、無意識のうちにそれらを常に組み合わせようとしている。やんばる先生がADHDの発言は要約が可能だという話には…
「意味不明な人々」http://dryanbaru.xyzではADHDの特性として、「先延ばし」と「自己突っ込み」、「過集中」を説明している。 「先延ばし」は課題があるのは知っているが、行動のシミュレーションができないゆえにやり方が分からない、しかし意味としてはや…
多数派と発達障害の違いは、一人の人物の中にある二面性にある。多数派の鈍感な人はだいたいにおいて鈍感だし、敏感な人は一貫して敏感だが、発達障害には極端な敏感さと鈍感さが併存している(多数派に差異がないというわけではなく、程度が著しいという話…
多数派の中にもADHDと認識を共有しうる「コミュニケーションに長けた多数派」と、ASと認識を共有しうる「ロジカルで優秀な多数派」がいるが、それぞれは決定的に異なる。 ADHDは継続して行動を共にする事で安心感を得られないが、また一方で事実を認識できな…
私は発達障害の本質は、入ってきた情報をより分ける脳のフィルター機能にあると思っている。認識のリアリティの濃淡が、才能と性格の個人差を生み出しているのだ。ヒントとなったのは以下の三つの記事だ。 ヒトはシミュレーションと行動観察を統合することで…